闘う教師たちに愛を込めて‼︎

じぇーすけ先生のブログです。

田中光夫先生「新学期スタートセミナー」#2(前半戦)

4.15田中光夫先生の「新学期スタートセミナー」に参加しました!

前回も参加したので勝手に「#2」笑

 

前回、4時間もあったのにも関わらず全然内容が終わらなかったことを踏まえてなんと今回は7時間!!

長丁場!!と思ったけれど、実際小学生中学生って毎日そのくらいの時間授業を受けているんだよね。それも田中先生みたいな面白い話ならいいけど、そうじゃない7時間を過しているんだよね。とか考えながらワークショップスタート。

 

今回も感想を交えつつセミナーの記録を残そうと思います。

 

■←ワークショップの内容

☆←留意点など

◯←個人の感想など

 

って感じで書きますのでまた必要なところだけ読んで頂けたらと…。

 

今回も前提に田中先生の学級での理念《チャレンジ・バイ・チョイス》「参加するかしないかは自分で決めていいよ。」があるので、苦手そうなワークショップは見学できる、疲れたら休めるという安心感の中でのスタート。

 

■ワークショップ「自己紹介」

・3人組を作っておしゃべり。自分の呼ばれたい名前で。話量が同じくらいになるように意識しながら。

☆活動を始める前に「何か質問ありますか?」と問いかける。ここで質問が出たらすかさず褒める。わからないことがあったら質問しやすい土壌を醸成しておく。一度説明したこと何度でも言い直してあげる。

◯一度しか言わない、一度で聞かせる指導も大切だと思うけど、僕も学級ではわからないことを質問できたことをまずは褒める。避難訓練とか校外学習みたいな時は緊急度が高いから一度で聞いて欲しいけど、7時間も学校にいるんだもの、ずっと集中して注目してるなんて無理無理。

 

■「パペット」

・もう1人のクラスメイトとしてパペットを用意して、パペットを介して子供たちに話しかけたり、活動を進行したり。

◯今日来てたのはムササビ(本当はモモンガらしい)のむーちゃん、ちいかわ、うさぎ。子供達のアイドルになってみんなが撫でたり可愛がったり、持ち帰って洗濯したいって子も現れるそうです。(これこそ写真を撮ればよかったと後悔)

「パペットセラピー」というのもあるくらい、パペットや人形には精神的な癒し効果や、人には言えないことを話しながら自分の内面と対話したりする効果もあると聞いたことがあるので、僕も低学年をもったときはパペット使った。

 

■ワークショップ「隣の隣」

・みんなで円になり「Aです。」「Aの隣のBです。」「Aの隣のBの隣のCです。」と自己紹介をつなげていく。

・まずは名札を見ながら、次は名札を隠して。

 

■ワークショップ「ネームトス」

・みんなで円になり、マスコットのパペットをパスしていく。相手の目を見て名前を呼んで返事があってからパス。

・今の順番を覚えてもう一度同じ順にパス。2回目は返事がある前にパス。ちょっとスピードアップ。

・パスするパペットを2体目、3体目、逆周りなど増やしていく。

・パペットを外してエアーで、など。

 

☆学級開きではなく5月くらいの仲良くなってきたあたりで行う。改めて呼んで欲しい名前などを再確認する。

☆失敗しても大丈夫という雰囲気を作る。

 

◯もう覚えていたとしても名前を呼んでもらえるってとても嬉しい!

 

■ワークショップ「自己紹介カード」

・コピー用紙に好きな形の枠を作って、中に名前と今はまっているものを3つ書く。

・決まった枠の自己紹介カードではなく可愛く楽しいものを。

・2人組を作って見せ合いながら交流。

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・壁に貼って、見合いっこ。

・全員自己紹介カードに背を向けて、はまっているものを読み上げて誰の自己紹介か当てるスリーヒントクイズ。

・逆に名前を呼んで、その人のはまっているものを当てるクイズ。

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(左下にちいかわが写ってた笑)

 

◯みんなが同じ枠組みのカードってあんまり情報が入ってこないから、こうやって形も色もバラバラにするの直感的にその人の雰囲気が伝わってきて面白い。児童の実態によっては名前を書く場所や誕生日、縦書き横書きくらいの型を示してあげるのもありかな。

 

 

ビーイング(学級目標)

・よくある「3月にどんな姿になっていたい?」という標語の学級目標だと、綺麗事•忖度した目標になりがち。そうではなく「クラスで安心して暮らすために大切にしたいこと」をどんどん上げさせてどんどん書く。振り返って、更新。活動ごとに思いついたことを追加していく。

・大きな模造紙の周りに自己紹介カードを貼って、中に気付いたことを書いていく。

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◯標語のようにすると整った削ぎ落とされた言葉になってしまうけど、子どもが言った言葉をそのまま書けたら、活動に伴ってその時気付いた生の声を書いていけるので、読んだ時に誰が言ったのかどんなエピソードがあったから描かれたのかが思い出せて生き物感があって面白かった。

僕が思ったことをうまく言葉にできなくて、でもそれを拾ってくれる人がいたらうまく言葉にしてくれる人がいたりしてうれしかったし、当事者意識と所属意識が高まる活動だった。

 

■イニシアチブゲーム「拍手送り」

・みんなで円になって1番の人から順番に手を叩き、最後の人が手を叩くまで何秒か測る。

・1回目のタイムより短くなるためにどうすればいいかアイデアを出す。

・振り返って、ビーイングを追加。

◯こういうゲーム苦手で足を引っ張ってしまわないかドキドキだったんだけど、アイデアを出した時に試してもらえたら認めてもらえたりして嬉しかったし、ネームトスで失敗しても笑える雰囲気が醸成されているので挑戦もしやすい空気ができていた。

 

■ワークショップ「お昼ご飯決め」

・このあとお昼休憩になるために、どんなもの食べたい?この近くにどんなお店がある?など話し合ったり調べたりして各自行きたい場所を決めてお昼休憩へ。ワークショップのお昼さえ学級活動を取り入れていく田中光夫先生面白い!

というわけで八王子ラーメンを食べて後半戦へ続きます。

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