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じぇーすけ先生のブログです。

「しかける!算数授業」前田健太著

Twitterで拝見している前田健太@mathmathsan の著書「しかける!算数授業」を拝読した。

「しかける!算数授業」前田健太

授業の表層的な「楽しさ」(それも大事な授業の要素だと思っているが)ではなく、教科の本質的な「面白さ」を伝えてくださる本。

 

僕自身はここ数年、「10までの数字と量感と数唱の一致」みたいなところを繰り返し学習している子たちを持つことが多いので、この本に載っていた授業実践例をそのまま使う予定はなさそうですが、前田先生が意識してらっしゃる授業内の「しかけ」を真似することはできそうです。

例えば3章の「板書でしかける」

問題文を提示する時に、予め画用紙に書いて置いたものを掲示するのか、その場で黒板に書いていくのか、書く速度はどうするのか、これは単元ごと児童の実態ごとに変えていくことがとても大事。

 

5章の「リアクションで仕掛ける」

児童の発言や意見に対してどう反応するのか。支援学級や低学年だと大袈裟にコミカルにリアクションしがちな人が多いけど、そのリアクションで児童のどういう答えを求めたいか、をよく考えて選ぶ。

 

いやいや、これ「しかける!算数授業」って書いてあるけど、実は他の教科にも共通する授業テクニックばかり!

算数に限らず授業作りで悩んでる先生におすすめです。

 

 

これを読んで前田健太先生、特別支援学級や特別支援学校を担任して算数の実践たくさん生み出してくれないかなー!と切実に思いながら読み進めて「いや、このマインドを引き継いで俺が特別支援の前田健太になればいいんじゃないか」(敢えて呼び捨て失礼笑)と思いました。

無理や。。。