「生活指導大喜利」をはじめた理由。
今日は、最近セミナーなどでお話しする機会を頂いた時やTwitter上で行っている生活指導大喜利についてお話します。
まず生活指導大喜利は
としてはじめました。
何故生活指導大喜利を始めようと思ったか
についてお話します。
ある日教室を出ると、廊下に児童が横になっていました。
よくあるじゃないですか。こういうこと。え、ない?
その時に、はじめは普通に「コラコラちょっと、そんなところで寝るんじゃないよ」と注意しようと思ったんです。
ただ、特別支援学級の担任が通常学級の児童に関わる時ってなかなかデリケートでして、通常学級の児童との関係を壊してしまうと「あのうるさい先生がくるから〇〇学級に交流にきてほしくない」と思われてしまう可能性があるのです。
なので、注意しない方がよさそうだけど、教師としていけないということは伝えたい!そう思ったときに
例えツッコミしてみようと思ったのです。
廊下で寝ている子のあまりに自由な姿にはじめは
というツッコミを思いついたのですが、ん・・・ちょっと待てよ「動物」って人権的にアウトな気がするな。と思い。
次に思いついたのが
でした。おおこれならなんかいい感じがしますね。猫の自由気ままな感じとか、やんちゃな感じとか出ますよね。
そう児童に対応するのってセンスが必要だなと思ったんです。
また、別のセミナーに出た時に
「児童にジジイって言われたらなんて返す?」
という話題になりました。
その時の講師の先生は「クソジジイ」と言われたときに「なんだクソガキ。調度いいじゃんクソ同士ちょっと話そうぜ」というと仰っていました。こういううまい返しをもっておくことはこの仕事を続ける上で重要だと思ったのです。
Twitterで「じじいばばあ上手い返し選手権」というのをやりました。いくつか面白い回答を頂いたのですが、そのときにこんな質問やご意見がありました。
もちろん、その通りです!
大人に向かって「じじい!」「ばばあ!」という不適切行動に対して面白い返しをしてしまうと、その児童は「大人にじじいばばあっていうと楽しいことが起きる」と誤学習してしまう可能性があります。
しかし、僕は思うのですが、児童に「じじい」「ばばあ」と言われたときに、感情的に言い返してしまったり、傷ついて戸惑ってしまったりするのが一番よくないんです。
また、ここが一番大事だと思っているのですが、児童とずっと関わっていくためには指導者の心を守ることが重要なんです。
・感情的にならないため
・指導者の心をまもるため
児童の1つ上手をいくための「うまい返し」を2,3ストックしておくことで、指導者が余裕をもって児童対応に当たれると思うのです。
是非「生活指導大喜利」を通して、楽しんで児童指導にあたれたらなあと思います♪